エールフランス航空(AFR/AF)は、現地時間3月27日に始まる夏ダイヤの日本3路線の計画を発表した。パリ-成田線を週4往復に増便する一方、運休中のパリ-羽田線は4月末まで運休を継続する。パリ-関西線を含め運航する2路線はロシアを迂回(うかい)し、通常よりも最大で3時間近く長くなる。
26日に終了する現在の冬ダイヤでは、パリ-成田線は週3往復を運航。成田行きAF276便のパリ発は月曜と木曜、土曜、パリ行きAF275便の成田発は火曜と金曜、日曜に設定している。夏ダイヤのうち、今回発表した4月30日までは週4往復に増便する。運航曜日は期間により異なる。
夏ダイヤのパリ-関西線は、冬ダイヤ同様週3往復を継続。運航曜日も変わらず、関西行きAF292便のパリ発は水曜と金曜、日曜、パリ行きAF291便の関空発は月曜と木曜、土曜に運航する。
運航する2路線は、ロシア領空を迂回するルートを選択。パリ離陸後は東へ進み、セルビアやブルガリア、黒海上空を通過し、カザフスタンや中国の領空を飛行する。飛行時間は最も長い成田発パリ行きAF275便が約16時間で、約13時間だった従来と比べると3時間近く長くなる。
2月1日から運休しているパリ-羽田線は、4月30日まで運休する。
運航スケジュール(3/28-4/30)
パリ→成田
AF276 パリ(12:05)→成田(翌日08:25)運航日:3/28から4/4の月火木金
AF276 パリ(10:35)→成田(翌日06:55)運航日:4/7から30の月木金土
*4/19は運航、4/22は運休
成田→パリ
AF275 成田(10:35)→パリ(19:45)運航日:3/29から4/5の火水金土
AF275 成田(09:05)→パリ(18:15)運航日:4/8から30の火金土日
*4/20は運航、4/23は運休
パリ→関西
AF292 パリ(12:40)→関西(翌日08:50)運航日:3/30から4/3の水金日
AF292 パリ(12:10)→関西(翌日08:20)運航日:4/6から29の水金日
関西→パリ
AF291 関西(10:35)→パリ(19:05)運航日:3/31から4/4の月木土
AF291 関西(10:05)→パリ(18:35)運航日:4/7から30の月木土
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