米国連邦航空局(FAA)は現地時間8月14日、UPS航空(UPS)のエアバスA300-600F貨物機(登録番号N155UP)が米アラバマ州バーミングハム国際空港の滑走路(18)の約800メートル北側の緑地に墜落したと発表した。AFP通信などによると、機長と副操縦士の乗員2人が死亡した。
事故機は、ケンタッキー州ルイビル発バーミングハム行き1354便。米国家運輸安全委員会(NTSB)は調査官を派遣し、現地調査を行っている。CNNによると、乗員と管制官との会話では異常の報告はなかったという。
事故機は2003年製造で、UPSには04年2月に引き渡された。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社製PW4158。