福島県沖を震源とする地震の影響で東北新幹線が一部運休していることから、全日本空輸(ANA/NH)は3月17日、臨時便の運航を始めた。17日は定期便を運航していない羽田-仙台間の臨時便を3往復6便、福島間は2往復4便運航する。両路線の初便は午前11時すぎに出発した。
羽田-仙台間は、羽田を定刻午前11時に出発する仙台行きNH1501便をはじめ3往復6便。羽田-福島間は羽田午前11時発の福島行きNH1505便をはじめ2往復4便を運航する。
機材は羽田-仙台がNH1501/1502便とNH1503/1504便がエアバスA321型機(2クラス194席)、NH1509/1510便がボーイング767-300ER型機(2クラス202席)。羽田-福島は737-800(2クラス166席)を使用する。
臨時便は福島行きNH1505便(737-800、登録記号JA51AN)が午前11時6分に羽田のV1スポット(駐機場)から、仙台行きNH1501便(A321neo、JA144A)が同8分に504番スポットから出発。いずれもC滑走路(RWY34R)から離陸し、目的地へ向かった。
日本航空(JAL/JL、9201)も、羽田-山形線の臨時便を1往復運航し、羽田-仙台間も午後2時以降に2往復4便運航する。
JR東日本によると、東北新幹線は地震による脱線の影響で、那須塩原-盛岡駅間の上下線で運転を終日見合わせており、運転再開の見込みは立っていない。
臨時便の運航スケジュール
羽田-仙台
NH1501 羽田(11:00)→仙台(12:00)
NH1502 仙台(12:40)→羽田(13:40)
NH1503 羽田(14:20)→仙台(15:20)
NH1504 仙台(16:00)→羽田(17:00)
NH1509 羽田(18:00)→仙台(19:00)
NH1510 仙台(19:50)→羽田(22:50)
羽田-福島
NH1505 羽田(11:00)→福島(11:50)
NH1506 福島(12:25)→羽田(13:20)
NH1507 羽田(14:05)→福島(14:55)
NH1508 福島(15:25)→羽田(16:20)
関連リンク
地震情報(気象庁)
気象庁
運航の見通し(ANA)
運航の見通し(JAL)
・JAL、羽田-山形臨時便 仙台も14時以降 東北新幹線は一部運休(22年3月17日)
・なぜ羽田-仙台定期便は飛んでいないのか 臨時便は受験生も利用(21年2月23日)
・宮城・福島で震度6強 羽田は運航再開、東北新幹線は脱線(22年3月17日)
【お知らせ】
仙台臨時便が追加となり当初の2往復4便から3往復6便になったため、内容を一部変更しました。機材も確定したため追記しています。(22年3月17日 12:33 JST)