空港 — 2022年3月17日 09:38 JST

仙台空港、アクセス線は運転見合わせ 滑走路は被害なし

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 仙台空港を運営する仙台国際空港会社は3月17日、16日午後11時36分ごろ発生した地震の影響について、運航に支障が出る被害はなかったと発表した。また、仙台空港アクセス線は始発から運転を見合わせている。

仙台空港=21年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 仙台空港では震度5強を観測。滑走路や誘導路などを点検したところ、運航に支障が生じる被害はなかったものの、ターミナルビルでは主に床材や壁仕上げ材の剥がれなどが発生しているという。

 このため、3階の飲食店やビジネスラウンジ、エアポートミュージアム、屋上展望デッキは、安全確認のため当面閉鎖・営業停止としており、エレベーターも全館で一時停止している。

 仙台空港-仙台駅間のエアポートリムジンは定期便に加えて、臨時バスも運行を予定しているが、道路事情で到着が遅くなったり、満席で乗車できない場合もあるとして、空港会社では早めの移動を呼びかけている。

 全日本空輸(ANA/NH)は、東北新幹線が一部区間で運転を見合わせていることから、羽田と仙台、福島を結ぶ臨時便を設定。日本航空(JAL/JL、9201)も羽田-山形線の臨時便と、羽田-仙台間の臨時便を設定した。

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仙台国際空港
仙台空港鉄道

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