航空分野の情報を提供する英国の「シリウム(Cirium)」が公表した、2022年1月の航空会社別の年間定時到着率によると、運航規模の大きな航空会社を示す「グローバル(全世界)」部門の首位は日本航空(JAL/JL、9201)だった。2位は全日本空輸(ANA/NH)がランクインしたほか、「LCC部門」でスターフライヤー(SFJ/7G、9206)が首位を獲得するなど、日系各社の好成績が続いている。
航空会社別のデータでは、便数や提供座席など運航規模の大きな会社を示す「グローバル」のほか「アジア太平洋」と「北米」「欧州」「中南米」「中東・アフリカ」の5地域別に集計し、定刻に対して15分未満の遅延を「定時到着」と定義。航空会社を「メインライン」と「ネットワーク」に分別し、グループ航空会社のうち、中核となる社が運航するものを「メインライン」、中核社のほかグループ航空会社の運航便を含めたものを「ネットワーク」と分類している。
このほか単一機材で運航している航空会社など、LCC(低コスト航空会社)各社を中心として「LCC」に分類。LCCの区分は、国連の専門機関ICAO(国際民間航空機関)のカテゴリーに準拠した。
—記事の概要—
・グローバル
・アジア太平洋
・北米
・欧州
・中南米
・中東・アフリカ
・LCC
グローバル
全世界の航空会社を対象にした「グローバル」では、中核社を対象とした「メインライン」部門でJALが1位を獲得。定時到着率は91.52%、運航便数は
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