日本航空(JAL/JL、9201)が発表した2022年1月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比95.8%増の8万5872人だった。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は36.5%増の20億4614万5000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は2.13倍の5億8740万3000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は10.3ポイント上昇し28.7%だった。

22年1月の利用率が国内線41.9%、国際線28.7%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が2.23倍の152万9878人、ASKは70.2%増の27億2071万3000座席キロ、RPKは2.28倍の11億3953万4000人キロ、L/Fは10.8ポイント上昇し41.9%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、