JAL”金の鶴丸”787が北京へ　21日夜に成田帰着

　垂直尾翼の鶴丸ロゴを金色にした日本航空（JAL/JL、9201）のボーイング787-8型機（登録記号JA835J）が2月21日、成田を午前8時49分に北京行きJL869便として出発した。往路は乗客を乗せないフェリーフライトで、復路は北京午後2時15分発JL860便として乗客を乗せて成田へ向かう。成田には午後6時55分の到着を予定している。

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垂直尾翼の鶴丸ロゴが金色になったJALの787-8 JA835J＝22年2月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　金の鶴丸ロゴは、20日に閉幕した北京オリンピックや3月4日から始まるパラリンピックの出場選手へJALが感謝の気持ちを表したもの。東京大会に合わせて2021年に運航した「みんなのJAL2020ジェット」の3号機（エアバスA350-900型機、JA06XJ）と同じくデカールで金の鶴丸ロゴを描いた。

　同機は国際線仕様機で、2クラス206席（ビジネス30席、エコノミー176席）のE03仕様。JL860便に投入後は、787で運航している成田発着の短距離国際線に投入する計画で、4月上旬までの運航になりそうだという。

　JALで初めて鶴丸ロゴが金色になったみんなのJAL2020ジェット3号機は、東京オリンピック開幕直前の2021年7月20日に就航。約4カ月間運航し、12月12日夜の那覇発羽田行きJL912便が金の鶴丸塗装での最終便となった。

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