JAL、ワンワールド塗装A350就航　391席仕様

　日本航空（JAL/JL、9201）が加盟する航空連合「ワンワールド」の特別塗装を施したエアバスA350-900型機の15号機（登録記号JA15XJ）が2月21日、就航した。初便は羽田発那覇行きJL903便で、午前7時35分に羽田の13番スポットから出発した。那覇には午前10時29分に到着する見込み。

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　15号機はエアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズで現地時間14日（日本時間15日）に引き渡され、羽田には17日に到着した。

　客室仕様は「X12」と呼ばれる3クラス391席仕様（ファーストクラス12席、クラスJ 56席、普通席323席）。標準の3クラス369席（ファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席）の「X11」と比べて普通席が多く、観光需要が見込める路線や繁忙期などに適している。X11の機材もX12に変更できる。X12仕様で初めて納入されたのは14号機で、新造時から同仕様なのは15号機が2機目となった。

　JALのA350-900は国内線用機材で、2019年9月1日就航。ボーイング777型機の後継機として導入しており、確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、今年度はA350-900の9号機から15号機まで受領し、長距離国際線機材777-300ERの後継機となるA350-1000は2023年度の就航を予定している。

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港を出発するワンワールド塗装のJAL A350-900 JA15XJ初便の那覇行きJL903便＝22年2月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
日本航空
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羽田到着
・JALのA350、初のワンワールド塗装機が羽田到着　2/21那覇行きが初便（22年2月17日）

動画（YouTube Aviation Wireチャンネル）
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