台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)はエアバスA330-900型機(A330neo、登録記号B-58301)を初受領し、仏トゥールーズから台北の桃園国際空港へ現地時間2月19日に到着した。同社初のワイドボディー機で、5月に就航する見通し。
座席数は2クラス297席で、ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席。デザインはBMWデザインワークスが担当した。台北-成田、マカオ、ホーチミン、シンガポール、バンコクの各線に投入する見込み。8機をリース導入する計画で、年内に初号機を含めて計4機受領を計画している。
スターラックスは2018年5月に、エバー航空(EVA/BR)で会長を務めた張國煒氏が設立したフルサービス航空会社(FSC)で、2020年1月23日に就航。台北-マカオ、ダナン、ペナンの3路線を同時開設した。日本路線は同年12月15日就航の関西線、翌16日の成田線に続き、今月17日に福岡線を開設した。現在はエアバスA321neo(2クラス188席:ビジネス8席、エコノミー180席)を投入している。
日本路線
・スターラックス航空、福岡就航 台北から週1往復「貨物で実績重ねたい」(22年2月17日)
・台湾スターラックス航空、放水アーチくぐり成田就航 会長自ら操縦(20年12月16日)
・台湾スターラックス航空、関空就航 日本初、台北から(20年12月15日)
日本就航まで
・台湾スターラックス航空、成田は2タミ乗り入れ 12月16日就航(20年11月30日)
・台湾スターラックス航空、成田・関空12月就航(20年11月2日)
・台湾新興スターラックス、A350を17機発注 2020年就航へ(19年3月21日)