全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは、デ・ハビランド・カナダDash 8-400(旧ボンバルディアQ400)型機で福岡から那覇へ向かう約2時間のチャーターフライトを3月22日に実施する。那覇空港では整備会社MRO Japan(MROジャパン)の格納庫などを見学する。
Q400はターボプロップ(プロペラ)機で、ANAグループで地方路線を担うANAウイングス(AKX/EH)が運航。今回の企画は同社の社員が発案した。福岡-那覇間は通常ジェット機で運航している路線で、プロペラ機は普段より低い高度を飛ぶことから、晴れた日は九州や離島の景色などの景色が楽しめるという。
MROジャパンはANAホールディングス(ANAHD、9202)などが出資する整備会社で、那覇空港に到着後は普段一般公開されていない同社の格納庫などを見学する。
当日は福岡空港に午前8時40分ごろまでに集合し、午前9時20分ごろ出発。那覇には午前11時35分ごろ到着し、MROジャパンの施設を約1時間30分見学する。午後2時30分ごろに那覇空港で解散する。機内では飲み物を提供し、記念品を用意する。
旅行代金は大人1人窓側4万9800円、通路側4万5800円で、最大2人まで先着順で販売。申し込みは2月21日午後2時から3月12日午後11時59分まで。
DHC-8-400はボンバルディア時代にQ400として親しまれてきた機体。カナダのロングビュー・アビエーション・キャピタル傘下のデ・ハビランド・カナダ(DHC)が、同じくカナダのボンバルディアからQ400を含むDHC-8のプログラムを取得。2019年にDash-8として再スタートさせた。
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