エアライン, ボーイング, 機体 — 2022年2月16日 12:45 JST

ANA、鬼滅の刃デザイン2号機 3/26就航、剣士9人描く

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 全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは2月16日、テレビアニメ「鬼滅の刃」の特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと -弐-」(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA608A予定)を3月26日から定期便に投入すると発表した。初便は非公表で、前日の25日には成田発着で遊覧飛行も実施する。

ANAが就航させる「鬼滅の刃じぇっと -弐-」のデザイン(同社提供)

 2号機には「柱(はしら)」と呼ばれる9人の剣士をデザイン。初号機の「鬼滅の刃じぇっと -壱-」(767-300ER、JA616A)同様、客室乗務員は禰豆子の着物をイメージしたエプロンを着用し、機内では炭治郎が羽織る市松模様をデザインしたヘッドレストカバーや、キャラクターによる機内アナウンスなどのサービスを実施する。

 羽田発着の広島線のほか、松山と伊丹の各線にも投入する。就航日翌日の3月27日から4月10日までは固定スケジュールで運航し、3路線1往復ずつ導入する。11日以降は便を固定せず、全路線・便の投入する。

ANAが成田発着の遊覧飛行で提供する牛鍋弁当の機内食(同社提供)

 また定期便投入前日の3月25日には、成田発着の遊覧飛行にも投入。NH2020便として成田を午後1時30分ごろ出発し、1時間30分遊覧する。その後午後3時30分ごろに成田へ戻る。機内ではアニメに登場した牛鍋弁当を提供するほか、オリジナルの搭乗証明書や記念品のメンコなどをプレゼントする。

 遊覧飛行の申し込みは抽選で、2月21日午後2時から開始。先着順で受け付ける。1人あたりの料金は、プレミアムクラスが8万円、普通席は窓側が6万5000円、窓側の翼上席が6万円、通路側が5万800円となる。

 このほか、2月28日からは初号機やキャラクターをデザインしたアクリルフィギュアを販売する。

 ANAグループは鬼滅の刃とのタイアップを2021年12月1日からスタート。炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助をデザインした初号機は、1月31日に国内線定期便に就航した。

ANAが販売する鬼滅の刃のアクリルフィギュア(同社提供)

羽田空港を出発するANA「鬼滅の刃じぇっと -壱-」の定期便初便の福岡行きNH241便を見送るANAのスタッフ=22年1月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

運航スケジュール(3/27から4/10まで)
羽田-広島
NH671 羽田(07:00)→広島(08:25)
NH674 広島(09:05)→羽田(10:25)

羽田-松山
NH589 羽田(12:10)→松山(13:40)
NH592 松山(14:35)→羽田(16:00)

羽田-伊丹
NH35 羽田(17:00)→伊丹(18:10)
NH38 伊丹(19:00)→羽田(20:15)

関連リンク
鬼滅の刃×ANA 想いをつなげ、絆のツバサ。(ANA)
鬼滅の刃
全日本空輸

初号機は1月就航
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動画(YouTube Aviation Wireチャンネル
ANA「鬼滅の刃じぇっと -壱-」遊覧フライトが成田から離陸

写真特集・ANA鬼滅の刃じぇっと -壱-
左右異なるデザインで炭治郎ら描く

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