エアバス・ヘリコプターズは2月15日、防衛省と機体維持などに関わる5年の包括契約(PBL)をこのほど更新したと発表した。特別輸送ヘリコプター「H225(EC-225LP)」や練習機「TH-135」の機体稼働率を高める包括的サポートサービス「HCare」を引き続き提供する。
今回の契約更新では、陸上自衛隊が保有する3機のH225に対し、機体整備や修理、部品供給、技術サポートを継続提供。陸自は国内で初めてHCareを導入し、2013年からエアバス・ヘリコプターズ・ジャパンがサポートしている。
海上自衛隊とは15機のTH-135の機体維持などに関わる包括的サポート契約を更新。新たにエンジン部品の供給、技術サポート、フライトレコーダー・ボイスレコーダー(CVFDR)の改修が追加された。TH-135は小型双発ヘリ「H135」を海自の練習機仕様とした機体になる。
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