稚内空港など道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP)は2月8日、自然災害の発生などで発生した滞留者の解消に関する協定を、稚内空港の交通事業3社と締結したと発表した。HAPの運営空港で同協定を締結するのは6空港目となる。
空港バスを運行する宗谷バスと、タクシーを運行する稚内日の丸交通、北都ハイヤーの3社と締結した。空港連絡バスの臨時便増発や貸切バスによる代替バスの運行、空港へのタクシー配車などで連携・協力し、滞留者の解消を目指す。
稚内空港は市内中心部から東に約12キロに位置し、タクシーのほか、航空便に合わせて運行される空港バスでアクセスする。同空港には全日本空輸(ANA/NH)のみ乗り入れ、羽田線を1日1往復、札幌(新千歳)線を同2往復運航している。
HAPは稚内のほか、新千歳と函館、釧路、女満別、旭川、帯広の計7空港を運営している。このうち滞留者の解消協定は、女満別を除く6空港の各交通事業者と締結している。
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稚内空港
北海道エアポート
宗谷バス
稚内日の丸交通
北都ハイヤー
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