エアバスは現地時間8月5日、総引き渡し機数8000機目の機体をインドネシア・エアアジア(AWQ)へ引き渡したと発表した。8000機目となったのはA320で、同機は3日にエアバス本社のある仏トゥールーズを飛び立ち、5日にジャカルタへ到着した。
エアアジア・グループはアジア最大の低コスト航空会社(LCC)で、エアバス機で全機統一している。A320シリーズ最大の顧客で、これまでに計475機を発注している。内訳は開発中のA320neoが264機、従来型A320ceoが211機。また、同グループで長距離路線を担うエアアジアX(XAX)が、A330-300を26機、A350 XWBを10機発注済み。現在141機のエアバス機が、エアアジア・グループにより運航されている。