日本政府観光局(JNTO)が1月19日に発表した訪日外客数2021年推計値によると、訪日客数は24万5900人で、JNTOが統計を取り始めた1964年以降で過去最低を記録した。過去最高だった2019年と比較すると99.2%減、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が1月下旬以降に流行した2020年比では94.0%減で、1976年以来45年ぶりに100万人を下回った。
出国日本人数は2019年比97.4%減の51万2200人で、1971年以来50年ぶりに100万人割れ。一方で、訪日客数を2014年以来7年ぶりに上回った。
—記事の概要—
・21年の年間動向
・方面別実績
21年の年間動向
訪日客数の最高記録は、2019年の3188万2049人。JNTOが重点市場としているのは22カ国・地域で、これまでの20カ国・地域に2020年4月からはメキシコと中東地域が加わった。
新型コロナの拡大により、
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