日本航空(JAL/JL、9201)は、大阪市にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の人気キャラクターを描いた特別塗装機「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」を1月11日から国内線で運航している。機体は伊丹空港を拠点にJALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)のエンブラエル190(E190)型機(登録記号JA252J)を使用し、ミニオンや「セサミストリート」のエルモ、クッキーモンスターなどを機体全体に描いた。2023年3月ごろまでの運航を予定している。

伊丹空港でお披露目されたジェイエアが運航する「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」=22年1月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
USJジェットにはミニオンのほか、2021年3月18日にグランドオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のマリオ、「セサミストリート」のエルモとクッキーモンスター、映画『ハリーポッター』や『ジョーズ』、『ジュラシックパーク』のキャラクターが機体に描かれた。デザインは左右同じ。
2月1日からは、機内でオリジナルデザインのヘッドレストカバーと紙コップを使用。全6種類のデザインが異なる搭乗証明ステッカーを乗客にプレゼントする。投入路線はジェイエアのE190運航路線で、前日夕方にJALのウェブサイトで路線や便名を公表する。
JALとUSJは、2015年5月11日に共同マーケティング契約を締結。2017年7月27日と2019年5月31日にはキャラクター「ミニオン」を描いたE190の特別塗装機を就航させており、今回で3機目となった。USJジェットのE190(JA252J)は、2代目ミニオンジェット「JALミニオンジェット2」と同じ機体を使用している。
*写真は20枚。

伊丹空港でお披露目されたジェイエアが運航する「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」=22年1月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

伊丹空港でお披露目されたジェイエアが運航する「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」=22年1月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire