あす12月25日から年末年始の往来が本格化する。全日本空輸(ANA/NH)によると、25日から2022年1月4日までの年末年始期間中の予約数は24日現在113万7633人で前年同期比で54.2%増、コロナ前の2019年同期比で約7割になったという。提供座席数は前年同期比で約9割、2019年度比では8割強となり、予約率は67.8%(前年同期比26.8ポイント上昇、19年度比9.5ポイント低下)となった。
ANAの小山田亜希子・東京空港支店長は「10月以降は週末に家族や友人と旅行を楽しむお客様の姿が徐々に空港で見られるようになった。今年はワクチン接種を終えてPCR検査も受けて、2年ぶりに家族とゆっくりとしたお正月を過ごしたいというお客様の声もいただいている」と説明した。
ANAが使用する第2ターミナルは南北に2カ所ずつ計4カ所の保安検査場があるが、現在は北側の保安検査場AとB、南側のCの3カ所で対応。期間中の国内線運航率は2020年度計画をやや上回る101%で、ピークは下りが29日、上りは1月3日となる。
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全日本空輸
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