エアバス, エアライン, 機体 — 2021年12月18日 11:59 JST

フレンチ・ビー、A350-1000初受領 長距離LCC

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは現地時間12月17日、仏グループ・デュブレイユ傘下の長距離LCCであるフレンチ・ビー(旧フレンチ・ブルー、FBU/BF)にA350-1000型機(登録記号F-HMIX)を初納入したと発表した。米国の航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からのリース機で、2機導入するうちの最初の1機となった。

フレンチ・ビーのA350-1000初号機=PHOTO: H. Gousse, master films/Airbus

 座席数は2クラス480席で、プレミアムクラス40席、エコノミークラス440席。機内エンターテインメント(IFE)やWi-Fiによる機内インターネット接続環境を備え、パリからインド洋に浮かぶサン=ドゥニ・ドゥ・ラ・レユニオン島への路線に投入する。

 フレンチ・ビーはすでに4機のA350-900(2クラス411席)を受領している。今回は同時にエア・カライベス(FWI/TX)が運航するA350-1000(F-HSIS)もALCからリースされ、デュブレイユのエアバス機は15機になった。

 A350-1000は、A350 XWBファミリーの長胴型。日本では日本航空(JAL/JL、9201)が長距離国際線機材のボーイング777-300ER型機の後継機として、2023年度に就航を計画している。

エア・カライベス(左)とフレンチ・ビーのA350-1000初号機=PHOTO: P. Pigeyre, master films/Airbus

関連リンク
French bee
Air Caraïbes
Groupe Dubreuil
Airbus

国内線のカギは地方回復 特集・JAL赤坂社長が考える2022年(21年12月13日)
エアバス、納入39機 受注1機、8月実績(20年9月10日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post