ロッキード・マーチンは現地時間12月10日、フィンランド政府が次期戦闘機としてF-35ライトニングIIを選定したと発表した。フィンランド空軍が64機のF-35Aを導入する。
フィンランドはHX戦闘機プログラムで第5世代戦闘機であるF-35を選定。9カ国により21基地で730機以上が運用されており、1535人以上のパイロットと1万1500人以上の整備員が訓練を受けている。
ロッキード・マーチンは「F-35の製造は20年以上続き、維持管理は2070年代まで続くだろう」とコメントし、フィンランドの防衛産業とともに導入を進める。空軍は機体や武器のほか、フィンランド独自の供給保証要件に合わせた持続的なソリューションや、包括的な訓練プログラムの提供を受ける。
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F-35 Lightning II
Lockheed Martin
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