羽田空港で交通安全呼びかけ　JALのCA、ミュージックベル披露

　東京都による「TOKYO交通安全キャンペーン」が12月1日から実施されるのを前に、東京空港警察署と東京空港交通安全協会は11月30日、羽田空港でイベントを開き年末の交通安全を呼びかけた。イベントには日本航空（JAL/JL、9201）の客室乗務員有志によるミュージックベル演奏チーム「JALベルスター」も参加し、今年のメンバーによる初の演奏を披露した。

羽田空港でミュージックベルを披露するJALベルスターのメンバー＝21年11月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　キャンペーンは年末の交通事故を防止するため、都が警視庁などと連携して毎年12月に実施しているもの。今年は7日までの1週間で、子供と高齢者をはじめとする歩行者の安全など5項目を重点に置く。空港署の高橋友美署長は「早めのライト点灯、歩行者の方は明るい服装などで自分の身を守るようにして欲しい」と空港を訪れた人たちに交通安全を呼びかけた。

　ベルスターのメンバーは「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスソングを中心にイベントのオープニングに4曲、エンディングに2曲の計6曲を披露。終演後は高橋署長から感謝状が贈られた。JALによると、年末の交通安全イベントにベルスターが参加したのは初めてだという。

　JALは毎年年末に、ベルスターによるミュージックベル演奏を羽田空港などで披露。今回は空港署から依頼を受けて出演した。クリスマスの25日夜には「ニコニコ生放送」でコンサートをライブ配信する。

羽田空港でミュージックベルを披露したJALベルスターのメンバー＝21年11月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

東京空港警察署の高橋署長（前列中央）と羽田空港でミュージックベルを披露したJALベルスターのメンバー（後列）ら＝21年11月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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