成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は11月26日、B滑走路(RWY16L/34R)に平行設置しているB誘導路の改修工事に伴い、12月2日午前0時から同誘導路を閉鎖すると発表した。運用再開は2022年10月を予定している。
B誘導路は設置からおよそ30年が経過し、老朽化が進んでいることから若返り工事を決めた。期間中はB滑走路の運用を変更する。改修工事は誘導路を終日閉鎖し、午前8時から午後5時まで実施。昼間に工事することで工期を短縮できるという。既存のコンクリート舗装や航空灯火を撤去後に更新する。
工事期間中、A滑走路(RWY16R/34L)は通常通り出発と到着に使用。B滑走路は風向きにより運用方法を変更し、北風運用時はRWY34Rを出発専用、南風運用時はRWY16Lを到着専用として運用する。
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成田国際空港
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