福岡空港、離着陸体感バスツアー追加開催　クリスマスから2月まで

　西鉄（西日本鉄道、9031）と福岡空港を運営する福岡国際空港会社（FIAC）は11月19日、福岡空港内の制限エリアを屋根のない「福岡オープントップバス」で走行し、飛行機の離着陸を間近で体感できるバスツアー「福岡空港ビューんとツアー」を12月から2022年2月まで追加開催すると発表した。12月はクリスマスに3日間、1月と2月は4日間ずつ実施する。

離着陸機を間近で見られる「福岡空港ビューんとツアー」＝21年10月5日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ツアーでは、飛行機まで旅客を運ぶランプバスや許可車両のみが走行できる空港内の制限エリアをオープントップバスで走る。3メートル以上の高さがあるバスから、滑走路を離着陸する飛行機や駐機中の機体を間近に見ることができるのが売り。ボーディングブリッジ（PBB）近くでは施設の真下を通過するなど、迫力満点の空港見学が楽しめる。

　11月6日と7日にツアーを実施したが、販売開始直後に完売したという。乗車できなかった人から開催を望む声が多く寄せられ、実施が決まった。12月は24日金曜から26日までの3日間、1月は8日土曜から11日までの4日間、2月は11日金曜から14日までの4日間に行う。

　1日3便運行し、1便目は福岡空港国内線ターミナルを午前11時に出発し、空港内を約30分間走行。午前11時59分に戻る。2便目は午後2時30分、最終の3便目は午後5時30分の出発で、手荷物検査を受けてから乗車する。

　ツアー料金（税込）は大人3500円、4歳以上小学生までの子供が2720円。ツアー開催日の1カ月前の同日午前8時から予約を受け付け、満席になり次第受付を終了する。当日は運転免許証や健康保険証など身分証明書の原本を提示する必要があり、忘れると乗車できない。予約はネットか電話で、ネット予約は九州バスネットワークポータルサイト「＠バスで」、電話は九州高速バス予約センター（0120-489-939）で受け付ける。

　参加当日に限り、ツアー乗車証を提示すると福岡空等と博多駅・天神方面および福岡都心フリーエリア内の路線バスに乗車できる。また、福岡空港内の店舗で割引やプレゼントなどの特典を用意する。

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関連リンク
福岡オープントップバス
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動画（YouTube Aviation Wireチャンネル）
・【4K】屋根なしバスで福岡空港の制限区域ツアー【iPhone 13 Pro】

写真特集・福岡空港 屋根なしバスツアー
・滑走路端やPBB下走り迫力満点　（21年10月9日）

公開当日の記事
・福岡空港、滑走路間近で離着陸体感バスツアー（21年10月5日）