ブリティッシュ・エア、A380をヨハネスブルグ投入　14年2月から

　ブリティッシュ・エアウェイズ（BAW）は、2014年2月12日からロンドンと南アフリカ共和国のヨハネスブルグを結ぶ路線に、エアバスA380型機を投入する。当初は週3往復で運航し、3月10日から週6往復に増便する。A380の運航路線は3路線目。

　A380のヨハネスブルグ線就航発表を記念し、ラグビー・イングランドのキャプテン、クリス・ロブショー選手らが、英国ケントにあるマストン空港の滑走路でA380の牽引に挑戦。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーさんとモデルのジェリー・ホールさんの娘で、モデルのジョージア・メイ・ジャガーさんも参加した。

ブリティッシュ・エアのA380を牽引するロブショー選手らとジャガーさん（同社提供）

　BAW初のA380投入路線はロンドン－ロサンゼルス線で、9月24日から週5往復で運航を開始する予定。14年4月10日からはダブルデイリー（週14往復）となる。

　2路線目は10月22日からのロンドン－香港線で、デイリー（週7往復）で投入する見込み。

　座席数は計469席。メインデッキ（1階）がファースト14席、ビジネス44席（2:4:2）、エコノミー199席（3:4:3）で、アッパーデッキ（2階）はビジネス53席（2:3:2）、プレミアムエコノミー55席（2:3:2）、エコノミー104席（2:4:2）となる。

　BAWは計12機のA380を発注済みで、今年は3機、14年は5機受領し、16年までに全機受領する計画。エンジンは全機が英ロールス・ロイス社製トレント900を搭載する。

ブリティッシュ・エアのA380を牽引するロブショー選手らとジャガーさん（同社提供）

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