日本航空(JAL/JL、9201)は11月11日、伊丹空港の国内線カウンターを全面リニューアルオープンした。自動手荷物預け機(SBD=Self Baggage Drop)の新設やカウンターのデザイン刷新など、空港の利便性を高めた「スマートエアポート」と呼ぶサービスで、11月末には那覇空港でも導入する。スマートエアポートは羽田と新千歳に続き伊丹で4カ所となり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、非接触化も進めている。
SBDを新設したことで手荷物がある場合、自分で手荷物タグを貼り預けられる。SBDと自動チェックイン機のタッチパネルにはセンサーを取り付け、画面に直接触れなくても操作できるようにした。伊丹は地上係員の手伝いを必要とする人向けの「スペシャル・アシスタンスカウンター」を導入済みで、SBDの新設でスマートエアポートを全面オープンした。
スマートエアポートの計画は、2019年7月に発表。東京五輪・パラリンピックを見据えたもので、羽田では発表翌月の8月から出発ロビーの改修が始まり、2020年12月25日に全面リニューアルした。伊丹と那覇は今年6月に導入した新千歳に続いての導入で、2022年春には福岡空港へ展開を予定している。
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日本航空
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