ANA、優先搭乗を11/15再開　国内・国際とも5段階

　全日本空輸（ANA/NH）は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で中止している優先搭乗を国内線と国際線で11月15日から再開する。搭乗の順番はともに5段階に分けて案内する。

優先搭乗を11月15日から再開するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　国内線はグループ1がマイル会員制度「AMC（ANAマイレージクラブ）」の最上位会員「ダイヤモンドサービス」メンバーで、グループ2は「プラチナサービス」メンバー、上位会員制度「スーパーフライヤーズ」会員、ANAが加盟する航空連合「スターアライアンス」のゴールドメンバー、国内線上位クラス「プレミアムクラス」の乗客、グループ3は窓側席、グループ4は中央席、グループ5が通路側席の乗客となる。

　国際線はグループ1がファーストクラスの乗客とダイヤモンド、グループ2がビジネスクラスの乗客とプラチナ、スーパーフライヤーズ、スターアライアンスのゴールドメンバー、グループ3がプレミアムエコノミーとエコノミークラスの窓側席、グループ4が同中央席、グループ5が同通路側席になる。

　ANAは、都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和された2020年6月19日から優先搭乗を一時中止。国内線と国際線とも、後方窓側席から6つのグループに分けて案内する方式に変更した。コロナ前の優先搭乗は、グループ1から4までの設定だった。

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全日本空輸

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