日本政策投資銀行(DBJ)は、「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸)機をテーマにしたウェビナー形式のシンポジウム「DBJ iHub オンラインシンポジウム『ものづくり』としての空飛ぶクルマ産業~次世代主要産業の成長可能性~」を11月12日に開催する。空飛ぶクルマ産業に参画している機体メーカーやサプライヤーを招き、産業としての魅力などを語ってもらう。
DBJや国土交通省航空局(JCAB)、経済産業省製造産業局、関東経済産業局で空飛ぶクルマに関わる部署の責任者や担当者が登壇するほか、機体メーカー3社とサプライヤー2社のトップなどが講演する。
機体メーカーからはJoby Aviationの小早康之氏、SkyDriveの福澤知浩CEO(最高経営責任者)、Volocopterの日本コンサルタントの羽東良紘氏、サプライヤーからはデンソー(6902)の執行幹部の石塚康治氏、東レ(3402)の塚原憲明航空材料事業部長が登壇する。
参加費は無料で12日午後2時から午後4時まで。ビデオ会議システム「Zoom」を使ったウェビナーで、事前登録が必要。
「DBJ iHub(DBJイノベーション・ハブ)」は、オープンイノベーションを通じ、社会課題をビジネスで解決することに共感する企業や行政、専門家など多様な有志との対話と創造の「場」としてDBJが設けたもの。今回のウェビナーは、DBJと一般財団法人日本経済研究所との共催。
関連リンク
「『モノづくり』としての空飛ぶクルマ産業~次世代主要産業への成長可能性~」(Zoom ウェビナー登録)
DBJ iHub
日本政策投資銀行
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