777X、ドバイ航空ショーでお披露目へ

　ボーイングは、次世代大型機777Xを現地時間11月14日に開幕するドバイ航空ショーでお披露目する。2機種ある777Xのうち、最初に着手した777-9の飛行試験機がフライトディスプレー（飛行展示）を披露し、地上展示も行う。

777Xの飛行試験機＝PHOTO: Marian Lockhart/Boeing

　民間機はこのほかに、737 MAXと787も予定。737 MAXはアラスカ航空（ASA/AS）の737-9（737 MAX 9）、787はエティハド航空（ETD/EY）の787-10などを展示し、737-9はボーイングとアラスカ航空が実施している737 MAXを使った環境性能の向上などにつながる技術の飛行試験「エコデモンストレータ―・プログラム」の機体を展示する。また、ドバイを拠点とするLCCフライドバイ（FDB/FZ）の737 MAX 9も並べる。

　777の後継機となる777Xは、メーカー標準座席数が2クラス384席の777-8と、426席の777-9の2機種で構成。航続距離は777-8が8730海里（1万6170キロ）、777-9は7285海里（1万3500キロ）を計画している。エンジンはGEアビエーション製の新型エンジン「GE9X」を採用した。

　軍用機の展示は、MV-22 オスプレイ、KC-46A ペガサス、P-8A ポセイドン、C-17 グローブマスターIII、AH-64 アパッチ、CH-47F チヌークなどの展示を予定。また、F-15EX イーグルII、T-7A、無人機などのシステムも紹介する。

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