中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は、保安検査場の手荷物検査レーンにトレーを自動殺菌するUV(紫外線)殺菌装置を11月1日から導入した。海外では英国やカタールで導入されているが、国内では初めてだという。
Smiths Detection社のUV殺菌装置装置で、トレー全面に紫外線を照射することで付着したウイルスや殺菌を最大99.9%死滅させることができるという。中部は乗客が使用したトレーを検査場の入口まで自動で返送する「スマートレーン」を導入しており、返送時に自動的に殺菌が行われるようにした。
導入場所は第1ターミナルの国際線保安検査場とLCC専用の第2ターミナル国内線検査場に1台ずつ。1タミの国内線などは、旅客需要の回復状況や導入効果などを検証して今後の拡充を考えていきたいという。
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