全日本空輸(ANA)は7月24日、成田-ヤンゴン線の機材を9月30日から大型化し、便数も週7往復(毎日運航)に増便すると発表した。10月1日からは成田-成都線も機材を大型化する。
現在ヤンゴン線は全席ビジネスクラスのボーイング737-700ER型機で運航。昨年10月に就航したが、40席未満の機体では需要増加に対応しきれないことや、法人やツアー客からエコノミークラスを求める声があったため、767-300ER(202席:ビジネス35席、エコノミー167席)へ大型化する。
ANAによると、現在も10席をエコノミー扱いで販売しているが、視察旅行などのニーズでは席数が足りないこともあるという。増便分は火曜と木曜、金曜、日曜日で、毎日運航となる。
成都線は737-700(120席:ビジネス8席、エコノミー112席)を767-300ER(214席:ビジネス35席、エコノミー179席)に大型化。冬ダイヤとなる10月27日から来年3月29日までは、週4往復に減便する。
ANAでは日本とアジア間の需要に加えて、アジアと北米間の接続需要も取り込んでいく。
2路線では機材の大型化を記念し、割引運賃を設定する。
関連リンク
全日本空輸
・40席の贅沢仕様737-700ER 特集・さよならANAビジネスジェット(前編)(16年3月30日)
・全日空、成田-ヤンゴン線就航 全席ビジネスの737で(12年10月15日)