エアライン — 2013年7月24日 09:40 JST

全日空、機内食で日本の魅力表現 第1弾は熊本、訪日需要喚起へ

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 全日本空輸(ANA)は7月23日、機内食やラウンジでのサービスなどを通じて、日本が世界に誇るものを体感できる取り組みを、9月から始めると発表した。地域や季節をテーマに機内食の食材などを選定し、国内に加えて海外にも日本の魅力を伝えていく。

ANAがビジネスクラスで提供するオリジナルの熊本郷土料理(同社提供)

 第1弾として、9月から11月は熊本県がテーマ。国際線ファーストクラスの機内食では、褐毛和牛のステーキや熊本県産米「森のくまさん」、ビジネスクラスでは郷土料理などを提供する。また、羽田と成田発の国際線全クラスで、子ども向け機内食で熊本県の人気キャラクター「くまモン」をテーマにしたメニューを用意する。

 羽田と成田、関空の国際線ラウンジでは、熊本県産の日本酒や焼酎を各種取りそろえ、機内販売でも熊本県産の焼酎を扱う。また、地域と連動したイベント実施や、県や市とともに観光情報を発信するウェブサイトを25日に開設する。

 ANAでは、「テーマとして取り上げる地域の魅力を継続的に伝えていき、訪日需要を喚起していきたい」としている。

 今後は機内食メニューが変わる3カ月ごとのタイミングで、県や地域、季節などをテーマに、各地の特産品などを取り上げていくという。また、ANAのインターネット通販サイトでも、名産品を販売する。

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全日本空輸

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