エアライン, 企業, 空港 — 2021年10月27日 12:05 JST

JALのどさんこCA、北海道菓子をPR 自ら選んだ詰め合わせ、1000セット限定

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 日本航空(JAL/JL、9201)は10月26日に、北海道の菓子詰め合わせの販売を開始した。羽田-札幌(新千歳)線の就航70周年を記念したもので、北海道出身の客室乗務員が選んだゼリーやクッキーをパッケージにした。1000セット限定で用意し、月内の完売を目指す。販売初日となった26日は新千歳空港の空港店舗「BLUE SKY」で、商品を選んだ客室乗務員が菓子をピーアールした。

自ら選んだ北海道菓子の詰め合わせをPRするJAL客室乗務員の(左から)山内さん、谷口さん、馬場さん=21年10月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 和洋菓子を製造・販売するもりもと(北海道千歳市)のクッキー「北の散歩道」と、ゼリー「太陽いっぱいのゼリー」をセットにした。ゆかりのある地域へ移住して地域活性化に取り組む客室乗務員「ふるさとアンバサダー」のうち、北海道担当の3人が商品を選び、パッケージデザインにも関わった。

 担当したのは札幌出身の谷口由紀さんと馬場香織さん、北見出身の山内聖美さんの3人。パッケージのデザインは制作と修正を繰り返し、1カ月程度で完成した。一方で詰め合わせる菓子は即決。「私たちのいちばんのおすすめを選んだ」(谷口さん)ようで、北海道名産のハスカップを使った商品を選び、北海道の魅力をアピールしたいとした。

 今回のパッケージに含まれる「北の散歩道」は、道産のフルーツを使用したコンフィチュールを堅焼きのクッキーで挟んだ商品。谷口さんは「北海道のフルーツを使ったコンフィチュールがおすすめ」とピーアールした。

 クッキーはいちごとハスカップ、らいでんメロンの3種類、ゼリーはハスカップとメロンの2種類。1セット1100円(税込み)で、新千歳と羽田のBLUE SKYのほか、もりもとの千歳本店と新千歳空港店、オンラインショップでも取り扱う。

 JALの羽田-札幌線は1951年10月26日に開設。当時は軍民共用の千歳空港を発着し、36人乗りのマーチン2-0-2型機で運航した。

自ら選んだ北海道菓子の詰め合わせをPRするJAL客室乗務員の(左から)山内さん、谷口さん、馬場さん=21年10月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JALの客室乗務員「ふるさとアンバサダー」がセレクトした北海道菓子の詰め合わせを販売する新千歳空港の空港店舗「BLUE SKY」のディスプレイ=21年10月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

JALの客室乗務員「ふるさとアンバサダー」がセレクトした北海道菓子の詰め合わせ=21年10月26日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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