スカイマーク(SKY/BC)が沖縄の下地島空港へ就航して10月25日で1周年を迎えた。羽田と神戸、那覇から3路線が乗り入れ、1年間で約13万人が利用した。
同社の下地島3路線は2020年10月25日開設。羽田線は国土交通省が羽田発着枠政策コンテストで「トライアル運航」を認めた路線で、機材は3路線ともボーイング737-800型機(1クラス177席)を使用している。
宮古島市に属する下地島と宮古島は、伊良部大橋を経由して陸路でつながっており、下地島空港と宮古空港は約20キロ離れている。スカイマークは宮古島市民向けに下地島空港へのアクセスバス無料キャンペーンや、今夏には「みやこ」にちなみ片道3850円のキャンペーンを展開し、空港を運営する下地島エアポートマネジメント(SAMCO)とともに航空貨物の取扱体制構築に向けた実証実験を行っている。
25日は空港で1周年イベントを開催。下地島発着便の乗客に記念品を手渡し、洞駿社長が神戸行きBC164便と羽田行きBC618便の乗客に謝意を示した。
空港では11月7日までスカイマーク就航1周年記念キャンペーンを展開。オリジナルドリンクの販売や、プレゼント抽選会を開く。
下地島空港は1979年7月5日に開港。地方管理空港で、滑走路は3000メートル×60メートル(RWY17/35)が1本、スポット(駐機場)は大型機用が5つ、中型機用が1つ。島全体が空港用地となっており、国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として利用されてきたが、日本航空(JAL/JL、9201)が2011年度まで、ANAが2013年度までで撤退した。2019年3月30日に現在のターミナルが開業し、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が約24年ぶりとなる定期便として成田線を同日就航させた。
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スカイマーク
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