エアライン — 2021年10月20日 17:03 JST

ANA、社員が制作・出演の機内安全ビデオ 手話も採用、11月から

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 全日本空輸(ANA/NH)は10月20日、機内安全ビデオを刷新すると発表した。ANAグループ社員が制作・出演し、11月1日から国内・国際線で放映する。ANAが機内安全ビデオをリニューアルするのは3年ぶり。

11月から放映するANAの新しい機内安全ビデオ(同社提供)

 新しい機内安全ビデオは、パイロットや客室乗務員、整備士などグループ社員15人が出演。非常時の酸素マスク落下やスライド脱出などを説明する。ナレーションは日本語と英語の2カ国で、このほか中国語や韓国語、タイ語、ヒンディー語など22言語の字幕表示にも対応する。また、手話も採用し「日本手話言語(JSL:Japanese Sign Language)」と「国際手話(IS:International Sign)」の2種類でも説明する。

 ANAが現在放映している機内安全ビデオは歌舞伎をテーマにしたもので、国内線では2018年12月1日から、国際線は2019年1月1日から放映している。

手話を採用するANAが11月から放映する新しい機内安全ビデオ(同社提供)

ヒンディー語の字幕も用意するANAが11月から放映する新しい機内安全ビデオ(同社提供)

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全日本空輸
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