全日本空輸(ANA/NH)は10月19日、2022年1月までの国際線の運航計画を見直し、増便や臨時便を設定すると発表した。年末年始に羽田-ホノルル線などを増便するほか、ウラジオストク線などの臨時便を運航する。今回の見直しで国際線の運航率は10月が20%、11月が22%、12月が23%、1月が21%になる。
羽田-ホノルル線(NH186/185)は12月11日までは週2往復だが、羽田を日曜に出発する便を増便して月曜、金曜、日曜発の週3往復運航。ホノルル発は月曜、火曜、土曜発となる。機材はボーイング787-9型機を使用する。ANAによると、機材の座席数は予約状況に応じて今後調整していくという。
12月10日までは週1往復の成田-ムンバイ線(NH829/830)は、インド政府が設定した「エアトラベルバブル」に基づく臨時便により週2往復運航する。
また、羽田-シドニー線を10月31日から週5往復(月・水・木・金・土)に増便し、成田-ヤンゴン線のうちヤンゴン発のNH814便を10月22日、29日、11月12日、26日に運航する。
運休中の成田-ウラジオストク線(NH883/884)は、帰国需要に対応するため羽田発着の臨時便(NH1945/1946)便として12月24日と1月9日に運航する。
9月14日に発表した羽田-シアトル線(NH118/117)の再開は、予定通り12月4日から週1往復で土曜に787-9(3クラス215席)で運航。10月はシアトル発のNH117便を成田行きで運航する。
関西空港到着の臨時便は、サンフランシスコ発を12月11日と18日、ロサンゼルス発を12月19日、シカゴ発を12月18日と25日、ヒューストン発を12月13日に運航。中部空港着の臨時便はフランクフルト発を12月20日に運航する。機材はサンフランシスコ発とロサンゼルス発、ヒューストン発、フランクフルト発が787-9(3クラス215席)、シカゴ発が777-300ER(4クラス212席)となる。
関連リンク
全日本空輸
・ANA、国内線で追加臨時便 30日まで74便、予約増で(21年10月18日)
・ANA、羽田-シアトル12月再開へ NYは1日1往復に増便、アジア-北米乗り継ぎ拡大(21年9月14日)