ボーイングの2021年9月の引き渡しは35機で、11機だった前年同月を3倍以上上回った。前年同月はゼロだった受注は27機となった。納入・受注とも単通路機の737 MAXが多くを占めた一方、製造時の不具合が生じている主力の787は、7月から3カ月連続で引き渡しゼロとなった。競合のエアバスは、9月に40機(前年同月57機)を引き渡し、1機(同ゼロ)受注している。

9月は前年3倍超の納入量となったボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
引き渡しの内訳は737が