エアライン — 2021年10月8日 22:39 JST

KLM、トゥシンスキー劇場のミニチュアハウス ビジネスクラス客に提供

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 KLMオランダ航空(KLM/KL)は、ビジネスクラスの乗客に手渡すミニチュアハウス「ミニチュアデルフトハウス」の新作を創立記念日の現地時間10月7日に発表した。今月で開館100周年を迎えるアムステルダムの歴史的な映画館「トゥシンスキー劇場」を102番目となるミニチュアハウスのモデルに選んだ。

トゥシンスキー劇場を紹介するKLMの客室乗務員(同社提供)

KLMが発表したトゥシンスキー劇場のミニチュアデルフトハウス(同社提供)

 トゥシンスキー劇場は1921年10月28日開業。創業者のアブラハム・イセック・トゥシンスキーは、共同経営者のヘルマン・エールリッヒとヘルマン・ゲルシュタノヴィッツと共にロッテルダムで映画館事業を展開した後、アムステルダムに事業を拡げて繁華街ムント広場の近くにトゥシンスキー劇場を開いた。アムステルダム・スクール、ユーゲントスティル、アールデコなど、さまざまな建築様式が採用された。

 KLMは、1950年代から長距離国際線のビジネスクラス客にBols社のジュネヴァ・ジンをミニチュアハウスに入れて提供。オランダの歴史的な建造物をかたどった陶製の容器は、ファンの間でコレクターズアイテムとして定着しているという。1994年にコレクションの数がKLMの創業年に並んで以来、毎年10月7日の創立記念日に新作を披露している。

 KLMは自社のYouTubeチャンネルで、トゥシンスキー劇場の歴史と内部を客室乗務員が紹介している。

関連リンク
KLM Royal Dutch Airlines: Delft Blue House #102(YouTube)
KLMオランダ航空

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