日本航空(JAL/JL、9201)の2021年8月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比2.93倍の8万39人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は2.69倍の18億4330万座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は3.22倍の5億6497万8000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は5.1ポイント上昇し30.7%だった。

8月の利用率が国際線30.7%、国内線44.7%だったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が17.0%増の120万7684人、ASKは6.2%減の20億6232万座席キロ、RPKは15.2%増の9億2121万5000人キロ、L/Fは8.3ポイント上昇し44.7%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、