エンブラエルは現地時間7月17日、米国の航空機リース会社ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション)から第2世代Eジェット「E2シリーズ」を最大100機受注したと発表した。カタログ価格で総額28.5億ドル(約2834億円)。100機のうち50機が確定発注で、残り50機がオプション。
6月のパリ航空ショーで交わされた基本合意書(LOI)に基づくもので、確定発注の内訳はE190-E2を25機と、E195-E2を25機。オプションの50機もE190-E2とE195-E2を25機ずつとしている。
現行のE190とE195の第2世代機が、E2シリーズのうちE190-E2とE195-E2になる。メーカー標準の座席数はシートピッチが31インチの場合、E190-E2が1クラス仕様で106席、2クラス仕様で97席、E195-E2は1クラス132席、2クラス118席。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社製PW1900Gを搭載する。
E190-E2は最初の機体引き渡しを2018年前半に、E195-E2は19年からの就航をそれぞれ予定している。
E190など現行のEジェット・シリーズは、45カ国の65顧客に950機以上が引き渡されている。
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