空飛ぶクルマや物流ドローンを開発するSkyDrive(スカイドライブ、東京・新宿区)は9月14日、大阪府と大阪市と大阪での空飛ぶクルマの実現に向けて連携協定を結んだ。地域経済の活性化や、2025年に開かれる大阪・関西万博でのエアタクシーサービス実現を目指す。
提携内容は、(1)空飛ぶクルマの社会実装及びビジネス化に向けた実証実験に関すること、(2)空飛ぶクルマの社会受容性の向上など環境整備に関すること、(3)大阪のスタートアップ・エコシステムの活性化に関することの3点。空飛ぶクルマの社会実装に向けた課題抽出やビジネス化を視野に入れた府内での実証実験実施をはじめ、事業環境の整備、府内の中小企業やスタートアップとの連携を進める。
SkyDriveは、大阪万博開催時に大阪ベイエリアでエアタクシーサービスの実現を目指している。今後は大林組(1802)や関西電力(9503)、近鉄グループホールディングス(9041)、東京海上日動火災保険と共同で、「大阪ベイエリアにおける、空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」を今秋実施を計画している。
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