エアライン — 2021年9月3日 23:49 JST

ANA、帰国用PCR検査の対象拡充　LAやNYでも

　ANAホールディングス（ANAHD、9202）傘下のANA Xは、米ロサンゼルスとニューヨーク、ニュージャージーで帰国用PCR検査サービスを現地時間9月2日から始めた。すでにハワイで展開しているサービスを拡充したもので、12月31日まで実施する。

帰国用PCR検査サービスの対象地域を拡充するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　費用は検査機関により異なり、日本円で2万5000円から3万5000円程度で、マイルでも支払える。検査方法など詳細も検査機関で異なる。日本人スタッフが受付などで応対するが、検査機関によっては常駐ではないところもある。

　また、PCR検査を申し込んだ人を対象に、日本語を話せるドライバーによる宿泊ホテルと検査機関の送迎をオプションで用意している。

　日本へ帰国時は現在、すべての帰国者が出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明を提出する必要がある。