企業, 機体 — 2021年9月2日 23:50 JST

航空機位置情報サイトFlightAware、コリンズが買収

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 レイセオン・テクノロジーズ傘下のコリンズ・エアロスペースは、航空機の位置情報を提供するウェブサイト「FlightAware(フライトアウェア)」などを運営するFlightAware社を買収する契約を締結した。

コリンズが買収したFlightAware(スクリーンショット)

 買収の完了には規制当局の承認が必要。FlightAware社は買収後、コリンズのアビオニクス戦略ビジネスユニット内の情報管理サービス・ポートフォリオに加わるという。コリンズの現地時間8月30日の発表によると、買収額などは非公表としている。

 FlightAware社は米テキサス州ヒューストンに拠点を置き、従業員は約130人。設立は2005年で、世界中の航空機のリアルタイム位置情報や過去のフライト情報などを提供している。同様のサービスは、Flightradar24(フライトレーダー24)やRadarBox(レーダーボックス)が有名で、各社は独自の地上ADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)網などから航空機の位置情報を割り出している。

関連リンク
FlightAware
Collins Aerospace
Raytheon Technologies

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