一般財団法人関西空港調査会が監修し、加藤一誠・慶應義塾大学商学部教授らの編著による『航空・空港政策の展望─アフターコロナを見据えて』(中央経済グループパブリッシング)が発売中。3520円(税込)。
「災害や環境問題、そしてコロナ禍など多様な課題を抱えている航空・空港業界。その政策の背景、仕組み、問題点などを最新の事例を用いて解説し、今後の方向性を考察する」
はじめに
序章 わが国の航空・空港政策の枠組み
第I部 空港需要の増大と対応
第1章 空の国際化とオープンスカイのさらなる進展
第2章 羽田空港のこれまでと今後
第3章 成田空港のこれまでの歩みと将来
第4章 訪日旅客者数に影響を与える要因と訪日誘客政策の評価
第5章 空港施設計画の変遷
-地方空港を中心に
第6章 LCCのビジネスモデルとわが国における展開
第7章 アジアの外国航空会社からみた関西空港
第8章 新滑走路建設の増便効果
第II部 受け皿としての空港活用
第9章 関西における航空・空港問題の基本認識
第10章 今後,関西の空港をどう使うか
第11章 複数航空の活かし方
第12章 空港営業のプロが集う空港
-北九州空港
第13章 県庁職員100人の営業力
-佐賀空港
第III部 空港・地域の持続可能な経営
第14章 国管理空港の民営化と地方自治体
第15章 地方空港の経営改革
第16章 空港民営化で先行する欧州からの示唆
第17章 インバウンド旅行者を増やせば地域は栄えるのか
第IV部 効率の基盤となる問題
第18章 空を支える航空管制
第19章 航空機の環境対策
-ヨーロッパの持続可能な航空運送に向けて
第20章 自然災害と空港の備え
第21章 人口減少地域における航空の将来
-地域航空
第V部 今後の航空・空港の論点
第22章 鉄道も気づき始めたインバウンドの大きさ
第23章 飛び恥
-航空から鉄道への転換
第24章 空港コンセッションはアクセス交通にも波及する
第25章 自家用車とバスに依存する地方空港
第26章 空港財源と今後の負担問題
終章 “そら”と“うみ”の将来(対談)
監修:一般財団法人関西空港調査会
編著:加藤一誠、西藤真一、幕亮二、朝日亮太
関連リンク
航空・空港政策の展望─アフターコロナを見据えて(中央経済社ホールディングス)
雑誌
・「ブルーインパルス、オリンピック開幕を祝し東京上空に五輪を描く」航空ファン 21年10月号
・「誌上エアショウ 航空写真家 推しヒコーキの競演」航空情報 21年10月号
・「国際空港のいま / 国内線夏物語」航空旅行 vol.38
・「ボーイング737大特集」月刊エアライン 21年9月号
・「航空業界就活入門Q&A」月刊エアステージ 21年9/10月合併号
書籍
・中村洋明『新・航空機産業のすべて』
・『4発JETエンジン機 COMPLETE GUIDE』
・鳥海高太朗『コロナ後のエアライン』
・「世界航空機年鑑 2020〜2021年」
・真山仁『ロッキード』
・イカロスMOOK『ヒコーキ写真テクニック 2020 Spring Summer』
・イカロスMOOK『CA&グランドスタッフ筆記試験問題集』
・Pen+『完全保存版 エアライン最新案内。』
・大宅邦子『選んだ道が一番いい道』