エアライン, 企業, 空港 — 2021年8月23日 15:24 JST

郵船ロジスティクス、アストラゼネカのワクチン輸送 JALやANAと

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 郵船ロジスティクス(9370)は、日本政府を通じたアストラゼネカ製新型コロナワクチンの日本から各国・地域への国際輸送を、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、成田国際空港会社(NAA)などと担った。

ANA機で運ばれるアストラゼネカ製新型コロナワクチンを積んだコンテナ(ANA提供)

 政府は台湾やベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアへアストラゼネカ製ワクチンを提供。郵船ロジスティクスによると、保管温度2-8度を保った輸送と管理が求められたという。

 郵船ロジスティクスは、2018年に関西空港で日系フォワーダー(利用運送事業者)として初めてIATA(国際航空運送協会)が進める高品質医薬品輸送認証制度「CEIV-Pharma(CEIVファーマ)」認証を取得。今年に入り成田空港でも同認証を取得した。

 ANAによると、2017年に日系航空会社では初めてCEIV-Pharmaを所得。今回のアストラゼネカ製ワクチン輸送では、日本からベトナム、フィリピン、タイへの輸送に携わった。

JAL機で運ばれるアストラゼネカ製新型コロナワクチンを積んだコンテナ(郵船ロジスティクス提供)

ANA機で運ばれるアストラゼネカ製新型コロナワクチンを積んだコンテナ(郵船ロジスティクス提供)

関連リンク
郵船ロジスティクス
日本航空
全日本空輸
成田国際空港

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