日本航空(JAL/JL、9201)は8月11日、国内線を9月16日から30日まで79路線3126便を減便すると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によるもので、9月の運航率は73%となる。需要減少により、羽田空港第1ターミナル北ウイングの保安検査場Eを、お盆休み明けの8月16日から当面閉鎖する。
減便対象のうち、羽田発着の幹線4路線は9月16日からの期間中、1日15往復の伊丹線を10-14往復に、16-17往復の札幌(新千歳)線は10-16.5往復に、17往復の福岡線は12-15往復に、12-14往復の那覇線は9-14往復に、それぞれ減便する。
期間中に1便も運航しない運休路線は2路線で、国際線に接続する成田-札幌線と福岡線を運休する。
一部の日が運休となるのは6路線で、羽田-中部、成田-伊丹、成田-中部、広島-札幌、鹿児島-松山、那覇-奄美大島の各線が対象になる。
運航率は8月と比べて3ポイント改善する。
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JAL
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