政府は羽田空港などから北海道や沖縄、福岡へ向かう便の利用者向けに実施している無料のPCR検査・抗原定量検査の対象地域を拡大し、8月12日搭乗分から広島と鹿児島も対象空港に加えた。
「搭乗前モニタリング検査」と呼ばれているもので、対象路線は羽田・成田・中部・伊丹・関西・福岡の6空港から、北海道・沖縄県内の空港、広島・福岡・鹿児島の各空港へ向かう便。これらの路線の利用者で検査を希望する人が対象で、期間は8月31日搭乗分まで。検査は木下グループ新型コロナPCR検査センターが実施する。
空港内に検査センターがあるのは羽田と伊丹、福岡の3空港のみ。都内は新橋と新宿、渋谷、秋葉原、池袋の5カ所に店舗型の検査センターがある。その他の地域は検査キットを配送する形になる。
空港と都内店舗は搭乗2日前まで検査を利用できる。配送検査は搭乗10日前までにキットを注文し、搭乗日6日前までに検体を返送する必要がある。また、無料になる検査は政府が指定しているもののみ。
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羽田空港等から北海道・沖縄県内の空港等へ向かう便の搭乗者を対象としたモニタリング検査
木下グループ新型コロナPCR検査センター
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