ボーイングは現地時間8月10日、ノルウェー空軍向けP-8A哨戒機「ポセイドン」の初号機が9日に初飛行したと発表した。ワシントン州のレントン市営空港からシアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)まで2時間24分フライトし、最高高度は4万1000フィートを飛行した。
初飛行を皮切りに、哨戒機としてのミッションシステムの設置や追加試験を経て、年末に引き渡される見通し。
ノルウェー空軍はP-8を5機受領する計画で、現在保有する6機のP-3オライオンと3機のダッソーファルコン20を置き換える。空軍は5機を北欧神話に基づきVingtor、Viking、Ulabrand、Hugin、Muninと命名する。
P-8は、小型旅客機の737-800をベースに開発された対潜水艦、対水上戦、情報収集、監視、偵察を担う多目的哨戒機で、2004年6月14日にローンチ。胴体は737-800、主翼は737-900を基に開発された。これまでに米海軍をはじめ豪州海軍、インド海軍、英国空軍に計136機のP-8を引き渡している。
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ボーイング・ジャパン
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