中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は8月6日、英国を本拠地とする航空業界の調査・格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)社が空港をランク付けする「ワールド・エアポート・アワード2021」で、世界の地域空港を評価する「The World’s Best Regional Airports」部門や同アジア部門「Regional Airport Asia」など3部門で1位を獲得したと発表した。
Best Regional Airports部門は中部が1位、2位はハンブルク空港、3位は福岡空港がランクイン。同部門1位は7年連続となった。
Regional Airport Asiaは中部が1位、2位が福岡で、3位に中国・海南省の海口美蘭国際空港が選ばれた。同部門1位は11年連続となった。
旅客数規模別の「World’s Best Airports by Passenger Numbers」は、2020年までは1000万-2000万人規模で5年連続1位だったが、今回は200万-500万人規模で1位となった。
また、世界の空港を総合的に評価する「The World’s Best Airports」は、ドーハ・ハマド国際空港が1位(前年3位)で、2位が羽田空港(同2位)、3位がシンガポールのチャンギ国際空港(同1位)となり、日本勢は成田空港が5位(同7位)、関西空港が9位(同10位)にランクイン。中部は11位(同8位)だった。
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The World’s Best Airports in 2021
中部国際空港 セントレア
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