スカイマーク(SKY/BC)は7月30日、国土交通省が同日公表した特定本邦航空運送事業者11社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」で、2020年度の定時運航率が1位になったと発表した。定時運航率No.1は、2017年度から4年連続となった。
定時運航率は、出発予定時刻から15分以内に出発した便数が全体に占める割合。スカイマークの定時運航率は99.14%で、3年連続1位の2019年度の95.02%より4.12ポイント上昇した。初めて1位となった2017年度は93.06%、翌2018年度は93.91%だった。
スカイマークに次ぐ2位はソラシドエア(SNJ/6J)の98.93%で、3位はスターフライヤー(SFJ/7G、9206)の98.79%。大手2社は全日本空輸(ANA/NH)が96.97%、日本航空(JAL/JL、9201)は96.81%だった。最下位はピーチ・アビエーション(APJ/MM)で、93.94%だった。
また、出発予定時刻より15分を超えて出発した遅延便の割合を示す遅延率は0.86%、欠航便の割合を示す欠航率は0.57%だった。
スカイマークの洞駿社長は、「定時運航率は、全社・全部門の力が問われる『航空会社の総合力』を示す指標の一つ。何よりも、利用者の理解と協力なくして実現できない」とコメントを発表した。
特定本邦航空運送事業者は、客席数が100または最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して行う航空運送事業を経営する日本国内の航空会社を指す。
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