エアライン — 2021年7月30日 17:30 JST

スカイマーク、40億円調達へ 増資と劣後ローン

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 スカイマーク(SKY/BC)は7月30日、増資と劣後ローンによる総額40億円の資金調達を9月下旬に実施すると発表した。持ち株比率は増資後も変わらず、株主の投資ファンド「インテグラル」と関連ファンドが過半数を維持する。

9月に増資と劣後ローンで40億円調達するスカイマーク=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 普通株式による増資と、資本性劣後ローンが20億円ずつ。劣後ローンは日本政策投資銀行(DBJ)が貸付人で、借入期間は10年間となる。

 増資後の持ち株比率は、インテグラルと関連ファンドが50.1%、UDSエアライン投資事業有限責任組合が33.4%、ANAホールディングス(ANAHD、9202)が16.5%となる予定で、増資前と同じ。

 また、300億円のタームローンの1年延長と新規のコミットメントライン20億円について、取引金融機関と合意したと発表した。

 スカイマークの2021年3月期通期決算は、純損益が163億4200万円の赤字(20年3月期は12億6500万円の赤字)と2期連続で最終赤字となった。また、資本金を1億円に減資している。

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