北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は7月28日、2機保有する仏ATR製ターボプロップ機ATR42-600型機の客室に抗ウイルス・抗菌コーティングを実施したと発表した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環で、これまでも夜間に客室の消毒作業を実施してきたが、抗ウイルスコーティングを座席のテーブルやひじ掛け、シートベルト、収納棚、壁面といった、乗客が直接手を触れる部分を中心に実施した。
コーティング済みの2機には、機体入口付近にSIAA(抗菌製品技術協議会)の認証マークが貼り付けられた。
HACは札幌の丘珠空港を拠点とする日本航空(JAL/JL、9201)グループの航空会社。JALは全国の空港に設置している自動チェックイン機にタッチレスセンサーの取り付けを終え、空港や機内の抗ウイルスコーティングも全国で完了した。
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